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ひと足早く花盛り❀バンナ公園は遊びどころ満載!(後編)
2017年2月22日

みなさまこんにちは~!

前編に続き、バンナ公園の遊びどころをご紹介します。

 

1.バンナ公園の基本情報

2.バンナ公園へのアクセス

3.見どころ①~バンナスカイライン~  ←ここまでは前編をご覧ください

4.見どころ②~森林散策・昆虫館~

5.春の植物たち

 

4.見どころ②~森林散策・昆虫館~

バンナ公園の北口をスタートすると、様々な自然体験コーナーを見て回ることができます。

まず北口正面にあるのが、世界の昆虫館

世界の昆虫館

入館料 : 大人300円、小人100円

開館時間 : 10:00~17:00

なんとこちらは年中無休です!

館内はそれほど広くありませんが、標本はぎーっしり!

世界の昆虫館

私自身は昆虫に興味がある方ではありませんので、どれがなんだか。。。ただじーっと眺めてみるだけ。

蝶の種類が多く、ほかにも蛾やカブトムシ、クワガタなど

とは言えこうして展示されているものだから貴重なものであることは間違いないのだろうと思い、

スタッフの方に知識ゼロの初歩的な質問をしてみました。

―蝶と蛾の違いってなんですか?

「これは実際に微妙な違いでね、触角の先が膨らんでいるのが蝶、そうでないのが蛾。

これでだいたいは見分けられますよ。」

_、、、たしかによーく見ると膨らんでいるような感じがしますね。

「蛾のような蝶もいれば、蝶に擬態している蛾もいます。毒のある蝶に擬態している毒のない蝶もいます。

例えばこの蝶。」

―ほんとソックリ!蝶も蛾も不思議がいっぱいですね。

「同じ蝶でも住む場所で色が違ったり、オスとメスで色が違ったり。

迷蝶といって、石垣島は偏西風や台風などで遠くからやってくる蝶がいて、

2000km彼方の蝶が石垣島に迷い込むことがあるんです。石垣島は昆虫好きに人気の場所なんですよ。」

世界の昆虫館

昆虫館に入る前はさらーっと見て終わるんだろうなーと思っていましたが、

ひとつの質問をきっかけに次から次に興味が広がり、たった30分で昆虫の面白さに気づかされました。

みなさまにも昆虫館にぜひ立ち寄って、気になることはどんどん質問してみてください。

 

 

昆虫館がある北口から奥へ500メートルくらい進むと、バンナ公園で一番大きな橋「聖紫花の橋(せいしかのはし)」

があります。

せいしかの橋

聖紫花の橋のそばには聖紫花の木が植樹されていますが、時期は3月~4月、ということでまだつぼみでした。

石垣島と西表島の山奥に自生しているツツジ科の植物で、絶滅危惧種となっているそうです。

セイシカ

 

 

 

そして聖紫花の橋からにょきっと見える展望台がひとつ。

「カンムリワシ展望台」の名前がついています。

カンムリワシ展望台

カンムリワシ展望台

石垣ダムとバンナ岳を一望!

石垣ダムには秋口から春先までの間、水鳥が多く観察できるそうです。

この時姿は見えませんでしたが、鳥たちのしきりに鳴く声が聞こえていました。

北口から歩いて回れる範囲は「森林散策広場」と名付けられ、ほかにも蝶園や亜熱帯果樹園、ヤシ園など、

石垣島の動植物を一堂に集めたようなエリアで、大人から子どもまで一緒になって楽しむことができます。

できれば時間に追われることなく、一日かけてゆっくり見て回ってほしい場所です。

 

さらに、小さなお子様連れの方であれば、「ふれあい子ども広場」がおすすめです。

森林散策広場からは、北口広場まで戻って、標識にそって自然道をすすんでください。

ふれあい子ども広場には遊具広場や休憩ポイント、トイレもところどころにあります。

バンナ公園

バンナ公園

高台からの眺めも絶景ですね!

 

ふれあい子ども広場を抜けると「自然観察広場」に入ります。

このあたりには「ホタル街道」があり、3月から5月には日本最小のヤエヤマボタルが一斉に発光する場所として

有名です。

他にも野鳥や植物観察できる場所となっています。

 

自然観察広場を進むと西口に出ます。

 

 

 

 

 

5.春の植物たち

最後に、今回出会った春の草花を一部ご紹介します。

このときの一番の見ごろは何と言ってもリュウキュウアセビでした。

 

聖紫花の橋の前に「リュウキュウアセビが咲いています!」の看板を見つけ、

リュウキュウアセビってなんでしょう???

気になるので行ってみましょう!

 

橋を渡ってすぐ、道の両脇に白い花がずらーっと咲いています!

リュウキュウアセビ

近寄ってみると、鈴のような形の小さな白い花がたくさん!

なんとも愛らしいですね~~

リュウキュウアセビ

4月ごろまでが見ごろとのことですが、この時点で5割ぐらい咲いていたので、

まさに今が見ごろと言えるほどきれいに咲いていました。

 

当初の目的だった緋寒桜はというと、

緋寒桜

2月15日現在で5分咲き程度といったところでしょうか。

バンナスカイラインのわきにところどころ緋寒桜が咲いていて、一番たくさん花をつけていたのが

渡り鳥観察所の丘のふもとの木でした。

 

他にも!

タイワンヤマツツジ

タイワンヤマツツジ

初夏に咲く花です。

 

ヒメフヨウ

ヒメフヨウ

まるでつぼみからの咲きはじめのような姿ですが、完全には開かない花なので、これで満開?です。

ツワブキ

ツワブキ

石垣島で冬の訪れを告げる花のひとつです。山ではよく見かける花です。

カエンボク

カエンボク

見ごたえのある大きな赤い花を咲かせますが、つぼみの状態ではバナナのようです。

 

木や花のそばには名札と簡単な説明があるので、メモっておいて後で調べてみることもできます。

 

いかがでしたでしょうか。

駆け足で回っても一日では足りませんので、好きな方は何度でも足を運んでめいっぱい楽しめる場所です。

 

ホテルミヤヒラからバンナ公園南口への行き方

レンタカーの場合

県道87号線→208号線、約13分